こだわり

こだわり


太陽熱養生処理とは、土の中に堆肥や肥料、水、有用微生物(納豆菌、放線菌、酵母菌、乳酸菌)を入れ、透明マルチでウネを数週間密閉し、太陽熱の力を借りて土中深くまで十分に発酵させることです。
当農園では、このBLOF理論(生態調和型農業理論)をもとに無農薬・無化学肥料で、野菜やお米を栽培しております。


通常、稲作は春にスタート
BLOFでは、収穫直後にスタート!!
収穫後のわらを気温の高い秋のうちに分解することで翌年のガス沸きを防ぎます。
根を痛めることなく育つ稲は、しっかりした稲穂をつけ、甘くておいしいお米になります。



有機野菜は化学合成された農薬や肥料、遺伝子組み換え技術を使用せず、自然の循環を活かして栽培された野菜のことです。日本では『有機JAS認証(Japanese Agricultural Standard)』という制度に基づき、有機野菜として販売するための厳格な基準をクリアする必要があります。
● 化学農薬や化学肥料を使用しない
● 遺伝子組み換え技術を使用しない
● 3年以上化学物質を使用していない土地で栽培する
● 農場での生態系の保護を重視
上記は基準の一例ですが、環境保全・健康促進・安全や安心を形づくる農作物を作っていくために、Root Farmでは有機野菜の栽培・出荷を行っております。


農業を始める前は何も知らず、ただ有機、オーガニックは高いと思っていました。様々な事を知り、化学肥料のおかげで生産性、収穫量が高くなり、飽食になり人口が増えたメリットがある反面、農薬を使う生産者の安全性への懸念。
農薬を用法、用量を守って栽培していても何種類もの食品、野菜を摂取することで体に入る量が多くなりえることを安全だと、安心していてよいのだろうか。そして、土壌中の残留農薬、化学肥料が生物の生態系を壊す要因の1つであること等、今までの農業からの転換期だと感じます。
近年、有機農産物の需要は増加しています。家庭菜園を始めよう!!とした時、家族が食べる野菜に農薬は極力使いたくないと思う方も多いと思います。しかし、できた野菜が虫食いだらけでは食べる気がおきず…。有機野菜を作るためには雑草対策、害虫対策など手間がかかります。化学肥料を使わないため土づくりに時間がかかります。
皆さんが考え選んで買ってくれることで有機農家は増え、有機農産物を手軽に手に取ることができる好循環が生み出されます。